この記事では、カラオケの消費カロリーは高いのか、一曲ごとの消費量などをまとめています。
カラオケは楽しみながらストレス発散できる娯楽として人気ですが、実はカロリーも消費できるんですよ！
カラオケで歌って声を出すことによる消費カロリーの仕組みや目安、計算方法を詳しく解説します。
さらに、カロリーをより多く消費するためのコツやダイエットへの活用方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
カラオケで消費されるカロリーの仕組みを3つご紹介！
カラオケで消費カロリーが発生するのは、主に「発声」と「体の動き」によるものです。
曲のテンポや歌い方によってもカロリー消費量が変わるため、それぞれの要因について見ていきましょう。
発声によるエネルギー消費
カラオケで歌うとき、声を出すためには肺や横隔膜、声帯など多くの筋肉を使います。
特に大きな声で歌う場合や高音を出す場合は、より多くのエネルギーが必要です。
発声には呼吸筋を動かす力が必要で、これが消費カロリーにつながりますよ。
また、歌うことで酸素を多く取り込むことになるため、代謝が活発になり、軽い運動と同じような効果が得られます！
体の動きがカロリー消費に影響する
歌う際に手や体を動かしてリズムに乗ることもカロリー消費を高める要因になります。
座ったまま歌うよりも、立って動きながら歌ったほうがエネルギー消費は増えます。
全身を使ってパフォーマンスをすることで、より多くのカロリーを消費することが可能ですよ。
実際にアーティストのライブパフォーマンスを想像してみると分かりやすいですが、歌いながらダンスをすることで多くのカロリーが消費されることが分かります。
曲のテンポや長さが消費量に関係する
アップテンポな曲や長い曲を歌うと、自然と呼吸が激しくなり、体力を消耗します。
そのため、ゆっくりとしたバラードを歌うよりも、テンポが速い曲を歌ったほうがカロリー消費量は多くなる傾向があります。
特にロックやポップスなどの激しい曲を歌うと、より多くのエネルギーを使うことが期待できますよ。
一曲歌うごとの消費カロリーの3つのポイントを公開！
カラオケ一曲あたりの消費カロリーは、歌うときの姿勢や体重によって変わります。
ここでは、座って歌う場合や立って歌う場合、さらに体重ごとのカロリー消費について見ていきましょう。
座って歌う場合の消費カロリー
座って歌う場合の消費カロリーはおおよそ「1曲あたり3〜5キロカロリー」とされています。
座っているときは体を動かさない分、エネルギーの消費は控えめになります。
しかし、それでも声を出すことでエネルギーを消費するため、ゼロではありません。
特に長時間歌い続けることで、積み重なったカロリー消費が期待できますよ！
立って歌う場合の消費カロリー
立って歌う場合は、座っているときよりもエネルギーを消費します。
1曲あたり「5〜10キロカロリー」が目安となります。
立っていることで体のバランスを保つために筋肉を使い、さらに手足を動かすとカロリー消費が増えますよ。
そのため、よりダイエット効果を期待したい場合は、立ちながらリズムに合わせて歌うことがおすすめです。
体重別の消費カロリーの違い
消費カロリーは体重が重いほど多くなる傾向があります。
体重50kgの人が1曲歌う場合は約3〜5キロカロリーですが、体重70kgの人では5〜8キロカロリーになることもあるんです。
このように体重が影響するため、同じ曲を歌っても人によって消費カロリーに差が出ることを覚えておきましょう。
カラオケ中の消費カロリーを計算する方法2つの知識！
カラオケ中の消費カロリーは「METs（メッツ）」という単位を用いて計算することができます。
ここでは、METsを使った計算方法と具体的な計算式を紹介します。
知識①：METs(メッツ)を使った計算方法
METs（メッツ）とは、活動の強度を示す単位です。
安静時を1METとし、活動がどれだけエネルギーを消費するかを数値で表します。
一般的に、カラオケは「2〜3METs」に相当すると言われています。
この数値をもとに、体重と活動時間を考慮して消費カロリーを計算することができます。
知識②：具体的な計算式はこちら
消費カロリーの計算式は以下の通りです。
消費カロリー(kcal) = METs × 体重(kg) × 活動時間(時間) × 1.05
例えば、体重60kgの人が3METsの活動（カラオケ）を30分行った場合、以下のように計算します：
3(METs) × 60(kg) × 0.5(時間) × 1.05 = 94.5kcal
このように、計算式を使うことで具体的な消費カロリーを求めることができますよ。
カラオケの消費カロリーを高めるための3つのコツ
カラオケでより多くのカロリーを消費するためには、歌い方や選曲に工夫が必要です。
以下の3つのコツを意識してみましょう。
コツ①：アップテンポな曲を選ぶ
アップテンポな曲を選ぶことで、自然と呼吸が速くなり体を動かす機会が増えます。
特にダンス系やロック系の曲はカロリー消費に効果的ですよ。
コツ②：全身を使ってパフォーマンスする
歌うときに手や足を動かしてパフォーマンスすると、エネルギー消費が増えます。
立って歌うだけでなく、軽くステップを踏んだり手を振ったりすることで、運動量がアップします。
コツ③：大きな声で歌う
大きな声で歌うと呼吸筋をより多く使い、エネルギー消費が増えます。
腹式呼吸を意識して歌うと、カロリー消費だけでなく発声の質も向上しますよ。
カラオケでの消費カロリーと運動の消費カロリーを3例で比較
カラオケでの消費カロリーは軽い運動に匹敵します。
具体的にジョギングやサイクリング、ヨガと比較してみましょう。
例①：ジョギングとの消費カロリー比較
ジョギングは1時間あたり約400〜600キロカロリー消費します。
一方、カラオケは同じ時間で約100〜200キロカロリーです。
ジョギングには及びませんが、軽い運動としては十分です。
例②：サイクリングとの消費カロリー比較
サイクリングは1時間あたり約300〜500キロカロリー消費します。
カラオケは運動量が少ない分、サイクリングよりは控えめですが、歌い方次第でカロリーを増やすことができますよ。
例③：ヨガとの消費カロリー比較
ヨガは1時間あたり約150〜250キロカロリーです。
カラオケとほぼ同程度の消費カロリーになるため、手軽な運動として楽しめる点が共通しています。
カラオケの消費カロリーについてまとめ
カラオケは楽しみながら軽い運動効果を得られる素晴らしい趣味ですよね。
座って歌うよりも立って歌い、全身を使ってパフォーマンスすることで、より多くのカロリーを消費できますよ。
さらに、定期的にカラオケを楽しむことでダイエットにも役立ちます！
ストレス発散とカロリー消費を同時に叶えられるカラオケを、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね！
